最終更新日:2012/02/23

FXオンライントレードのリスク

FXはある程度リスクの伴う外貨投資ですが、ここまでFX取引を行う個人投資家が増えている理由のひとつに、オンライントレードとしての高い利便性があげられます。しかし一方で、オンライントレードであるがゆえのFXのリスクもしっかり認識しておかなければなりません。

そのオンライントレードとしてのリスクのひとつが「スリッページ」です。
FXの注文方法には大きく分けると「成行注文」と「指値注文」があります。成行注文とは、レートを指定せず為替動向を見ながら注文する方法で、すぐに注文が出せて、売買も早く成立する特徴があります。

パソコンの前から離れないで取引を行う場合は、この成行注文だけでも十分です。
一方指値注文とは、あらかじめ約定したい金額を設定して出す注文方法で、パソコンの前にずっといることができない場合や、リスクヘッジのひとつとして利益・損失を先に確定させてしまう取引を行う場合に使われる注文方法です。FXする女性

そしてスリッページというのは、相場の動きが激しい局面で、成行注文を出した際に起こるもので、自分で約定した金額とかけ離れた金額で約定してしまうことをいいます。FXはオンライントレードであるために、注文が到達するスピードが相場の動きについていけない場合があるのですね。

スリッページはFX取引の損益に関わることですので、極力避けたい現象ですが、
オンライントレードであるFXでは、値動きの激しい時の成行注文で、このリスクが伴うということを忘れてはいけません。

なおスリッページを回避するには、相場の動きが激しい場合、成行注文を出さないで指値注文に徹することです。ただし相場の動きが安定している場合、成行注文は為替の動きに柔軟に対応でき、約定金額もある程度予測がつくので有効な注文方法です。成行注文と指値注文をうまく使い分けるというのがFXの注文の出し方の基本であることに変わりありません。